スタジオplus+の理念
スタジオplus+の役割
スタジオplus+には、ひとりひとりに合った学びをサポートするスタッフがいます。
教室での学習経験を通して、子どものもつ学びの芽をどのように育んでいくのかを、保護者の方と共に考えていきます。
学びの主体者は常に子どもです。子どもが「自分はできるんだ!」そう思うことができることが、
私たちの役割のゴールです。
学校の教室での集団授業にうまくなじめない子どもたちや、
発達の特性により本来持つ力が発揮できていない子どもたち。
そんな子たちが自分らしい学び方を知って、
自信を持って生活できるようになるための場として、スタジオplus+は始まりました。
子どもたちが自信を持って生活するためには、適切な学習の機会を整えることが重要です。
そして、スタジオplus+の教室内だけでなく自分の生活の中でも、適切な学習の機会を作っていくことができるように、
保護者の方と連携をとりながら、支援をしていきます。
「自立した学習者」を目指して
スタジオplus+では、徐々に支援を減らしていきながら、子どもたちが自分自身の力で学びを深め、
広げていける「自立した学習者」となっていくことを目指しています。
自立した学習者となるには、周囲の支援を自分から得る力が必要です。
スタジオplus+では、子どもたちが自分自身の特性を知り、自己理解を深めていくサポートをしています。
そうすることで、「学校の学習ができること」だけでなく、
「わからない問題を教えてもらえるように、他者に働きかけること」の力を育成していきます。
また、スタジオplus+は、子どもの支援をするだけでなく、保護者一人ひとりとの対話も大切にし、
子どもにとって必要な力を一緒に考える子育てのパートナーでもあります。
支援を受ける福祉の環境に繋がり続けるのではなく、地域の中で生きていく力を身につけていけるように、
保護者のみなさまと一緒に、子どもたちの成長を、サポートしていきたいと思います。
社会や環境の変化が早い現代社会では、「自分にあった学び方で学びをつづけること」が重要です。
自分で助けを求めることや、必要な支援に自分からアクセスすることの力(セルフアドボカシースキル)の獲得が、
社会で自立していきていくことに繋がります。
勉強を教えてもらう場ではなく、自ら学び、社会へ出ていく練習をする環境として、
スタジオplus+を活用していただくことが大事だと感じています。